月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家ヴェンネルストレムの違法行為を暴露する記事を発表した。

宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、相手に重傷を負わせたものの、自らも傷つき、瀕死の状態に陥ってしまった。

捜査への情熱をすっかり失っていたコペンハーゲン警察のはみ出し刑事カール・マークは新設部署の統率を命じられた。

背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性調査員リスベットにたたきのめされた彼女の後見人ビュルマン弁護士は、復讐を誓っていた。

雨交じりの風が吹く、十月のレイキャヴィク。北の湿地にあるアパートで、老人の死体が発見された。

犯罪組織の中枢にまで潜り込んだスウェーデン警察の潜入捜査員パウラ。

反米デモの夜、ストックホルムの市バスで八人が銃殺された。大量殺人事件。

住宅建設地で発見された、人間の肋骨の一部。事件にしろ、事故にしろ、どう見ても最近埋められたものではない。

【北欧ミステリの最高峰 「ガラスの鍵」賞受賞作! 】 その手紙は、ビンに収められたまま何年間も海中にあり、引き揚げられてからもすっかり忘れ去られていた。

夏の休暇を楽しみに待つヴァランダー警部。そんな平和な夏の始まりは、一本の電話でくつがえされた。

クリスマスシーズンで賑わうホテルの地下で、一人の男が殺された。

「ガラスの鍵」賞、英国推理作家(CWA)協会賞、スウェーデン推理作家アカデミー賞の3冠に輝いた傑作! エーランド島に移住し、双子の灯台を望む屋敷に住みはじめたヨアキムとその家族。

ハヤカワ・ミステリ文庫創刊40周年記念作品 凶暴な父によって崩壊した家庭で育ったレオ、フェリックス、ヴィンセントの三人の兄弟。

雪の予感がする早朝、小さな村から異変を告げる急報が入った。駆けつけた刑事を待っていたのは、凄惨な光景だった。

【人気シリーズ第2弾、文庫化! 解説:恩田 陸】 いったいこの書類はどこから送られてきたんだ? いつのまにか特捜部Qのデスクに置かれていた20年も前の事件の書類。

一家四人が無残な死体で発見された。凶器は散弾銃、怪しい人物はすぐに挙がった。

夏至前夜、三人の若者が公園でパーティーを開いていた。18世紀の服装、料理、ワイン。

かつてセバスチャンが捕えた連続殺人犯の手口に酷似した事件が発生。犯人は服役中のはず。

三冠受賞！ 「ガラスの鍵」賞、マルティン・ベック賞、ゴールデン・リボルバー賞 証拠捏造疑惑をかけられた刑事は、名誉をかけて事件の真実を探る。

フィンランド郊外の村の雪原に横たわる惨殺死体。

心臓をえぐり取られた少年。事件を担当する国家刑事警察の殺人捜査特別班に、かつてのトップのプロファイラーが加わる。

フィンランドはユダヤ人虐殺に加担したか―歴史の極秘調査ともみ消しの指令を受けたカリ・ヴァーラ警部。

国家犯罪捜査局の元凄腕長官ヨハンソン。脳梗塞で倒れ、命は助かったものの麻痺が残る。

ラルヴィク警察の警部ヴィリアム・ヴィスティングが、失踪したカタリーナ・ハウゲンの行方を追い始めて二十四年がたっていた。

19歳と14歳の少女がタクシー運転手を襲う事件が発生。逮捕された少女たちは金ほしさの犯行だと自供、反省の色はない。

トレッキング中の女性が偶然見つけたのは、山中に埋められた六人の遺体。

一年七ヵ月の間にスウェーデン国内で起きた、三件の十五歳の少女失踪事件。

凶悪な少女連続殺人犯が護送中に脱走した。市警のベテラン、グレーンス警部は懸命にその行方を追う。

スウェーデンの小さな村でその惨劇は起きた。村のほぼ全ての家の住民が惨殺されたのだ。

オーストラリアで働くノルウェー人女性が死体で見つかり、オスロ警察の刑事ハリーは捜査協力のため、単身シドニーに赴く。

人工知能の研究で世界的な名声を博す科学者。

雪のコペンハーゲン。イヌイットの血をひき、雪と氷と孤独を愛する女性、スミラ。

ジョンと名乗るカナダ籍の男がスウェーデンで暴力沙汰を起こして逮捕された。

悲惨な事件に巻込まれ、心に傷を負ったままのレベッカは、職務に復帰した法律事務所で空虚な日々を送っていた。

未解決だった難事件を次々と解決、やっと日の目を見つつある特捜部Q。だが捜査を待つ事件は増えるばかりだ。

コロンビア。子どもですら200ドルのために殺し屋になりたがる社会の暗部に、麻薬取締局に雇われた男が潜入していた。

オスロの山中で見つかった六歳の少女の首吊り遺体。

【世界的ベストセラー『催眠』を凌ぐスケールの 捜索! 追跡! 悪夢! 】 少女の死体はベッドに横たわっていた。

旧友から頼まれ、コインロッカーに荷物を取りに行った看護師のニーナ。重いスーツケースに入っていたのは裸の男の子だった。

一人孤島に住む、元医師のフレドリックは、就寝中の火事で住む家も家財道具もすべてを失う。

死体が一体多い――ストックホルムの遺体安置所で発見された「あるはずのない」男の死体。

正当防衛とはいえ、人を殺したことに苦しむヴァランダー。警察官を続けるか否か悩む彼のもとへ、友人の弁護士が訪ねてきた。

一八歳で裕福な家を捨てて、ストックホルムでホームレス同様の暮らしを続けてきた三二歳の女性シビラ。

父親との旅行から戻ったヴァランダーを待っていたのは、無人の花屋への家宅侵入と老人の失踪の通報。

ある朝、ヴィスティングの自宅の郵便箱に差出人不明の封書が届く。

スウェーデンの田舎町で、不動産業者の女性が消えた。

北欧発驚愕のスリラー、シリーズ第2弾! 広大な雪原に建つ病院の中で男は目覚めた。

ネオナチが集まるオスロのカフェ。暗殺の狙撃銃を探す男がいた―― 第二次世界大戦、ドイツ軍指揮下・東部戦線。

目的は警察への復讐――暴力で繋がれた〝家族〟の結末とは。

眠るようにベッドに横たわる母と二人の幼い子ども。だが喉の傷と大量の血が、彼らが殺されたことを物語っていた。

ひさしぶりに聞いた故郷の町の名は、首都で働く弁護士のレベッカにとって、凶事の前触れだった。

男は54年間、眠れぬ夜を過ごしてきた。森の中の一軒家、人形をパートナーにタンゴを踊る。

『制裁』『ボックス21』『死刑囚』に続く 北欧の傑作ミステリ！　冬の朝、43人の子供が市内に突然現れた。

ある激しい雪の夜、一人の男がストックホルム郊外の鉄道線路沿いで保護された。

リトアニア人娼婦のリディアは斡旋業者から激しい暴行を受け、病院へと搬送された。意識を取り戻した彼女はある行動に出る。

スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長篇賞、ガラスの鍵賞W受賞作。

ママはどこ? 置き去りにされた三歳の幼女、公園で発見された赤ん坊、ひき逃げされた女性。

オスロ中心部の銀行に、白昼強盗が押し入り、銀行員一人を射殺、金を奪って逃走した。

期せずして陰謀の証拠を手にしていた平和活動家ペネロペは、暗殺者に狙われ決死の逃亡を図る。

これまで数々の未解決事件の謎を暴いてきた特捜部Q。

その現場は凄惨な血の海だった。被害者は現職の警察官、ニーマン主任警部。

閣僚を歴任してきた大物政治家バーナール・クラウセンが心臓発作で急逝した。

キプロスの浜辺に、難民とおぼしき老女の遺体が打ち上げられた。

男の子の年齢は十歳前後。地面にうつ伏せになり、体の下の血は凍りはじめていた。

オスロの記録的に暑い春の夜。現場に大量の血が流されているのに犠牲者がいない。

オリンピック競技場が何者かによって爆破された。バラバラの肉片となった被害者。

フィンランド警察特殊部隊を率いるカリ・ヴァーラ警部の家の窓に、脅迫文つきの煉瓦が投げ込まれた。誰かが命を狙っているのだ。

老婦人宅に見知らぬ男の死体。

北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルが生んだ名物刑事、クルト・ヴァランダー。

「隠れ場所にはうってつけだろう」――大金と銃を持ったその男がやってきたのは、少数民族サーミ人が住まうノルウェーの北部。

風光明媚な、北欧の小さな村で発見された美しい女性の死体。その女性は、村の誰もが知る聡明で快活な少女・アニーだった。

「トム」、夜中にかかってきた一本の電話、それは二十二年前に死んだはずの息子からのものだった。

官僚の失踪事件の鍵を握る少年。巨悪の魔の手から彼を救うべく、特捜部が立ち上がる。

三年前、スウェーデン北部の村で十七歳の少女・リナが失踪した。

コペンハーゲン警察の特捜部Qは未解決事件を専門とする部署だ。ある日ここに一本の電話が入った。

農場に住む4歳の少女が森で惨殺遺体となって発見された、30年前に起きた少女殺人と全く同じように。

スウェーデンで20万部突破! 北欧ミステリーの女王、新シリーズ開幕。

気をつけろ、おまえを見張ってる連中がいるからな―兵役についていた頃の旧友から届いた一通のメールが、一介の学生に過ぎないムーディを謎めいた事件に巻き込む。

絵画誘拐を成功させた老人犯罪一味の面々。ほとぼりが冷めるまでと。

女性警部フルダ・シリーズ、待望の第2作! 前作『闇という名の娘』の衝撃のラストから遡ること15年。

ストックホルムの公園で、身元不明の男の死体が発見された。男の頬は黒ずみ、真夏にもかかわらずダウンジャケットを着ていた。

弁護士が殺害された日、犯人らしき男を轢きそうになったという情報が、タクシー運転手から警察に寄せられた。

タカ派で著名な米国上院議員のストックホルム訪問を前にベックは特別警護の責任者となった。

スウェーデン実業界の大物が連続して殺された。頭に2発の銃弾を撃つ手口はマフィアの処刑スタイルだ。

全裸で変死した女教師。 偏執的事件に隠された恐るべき悪。

リスベットは人工知能研究の世界的権威バルデルの息子の命を救った。

フルダ・ヘルマンスドッティル、六十四歳。

極北の警官「アリ=ソウル」シリーズ第2弾 アイスランド最北の小さな町・シグルフィヨルズル。

小さな漁港のある町で、ならず者と街の有力者が連続して首を切られ殺された。二人の背後には共通点があるのか。

コペンハーゲンで若い母親を狙った凄惨な連続殺人事件が発生。

新しいオーナーになって、ホームはすっかり変わってしまった。食事は冷凍食品、外出も厳しく制限される。

スウェーデン発、警察小説の金字塔シリーズ・第四作! ラーソン警部の目の前で、監視中のアパートが爆発した。

1986年ノードコステル島。女性は頭だけ出して、生きたまま砂浜に埋められていた。

ひとりの少年が姿を消した。母親は半狂乱で行方を捜すが……。

2021年「このミステリーがすごい!」海外編第7位、2019年英訳北欧ミステリ最高賞「ペトローナ賞」受賞の、国内外で大人気のミステリ「警部ヴィスティング コールドケース・シリーズ」第3弾をお届けする。

ストックホルム中央の公園で女児の死体が見つかった。彼女は前年、不審な男に話しかけられ、警察に証言を残していた。

夏休みに入った刑事マルティン・ベックにかかってきた一本の電話。「これはきみにしかできない仕事だ」。

フィギュアスケートの若手ホープが殺された。

【「ガラスの鍵」賞受賞】 母国デンマークを捨て、大西洋に浮かぶカナリア諸島で暮らすタクシー運転手兼ピアノ調律師のエアハート。

ノルウェーの教会で女性の惨殺体が見つかった。